伊那と南箕輪の議員が懇談
伊那市議会と南箕輪村の懇談会が17日、伊那市の羽広荘であった。市議26人、村議13人が出席し、自由に意見交換した。
議題には、議員定数の削減、西部1号線沿いの景観形成住民協定の締結、風力発電事業をめぐる議会と理事者とのねじれなどが挙がった。
自立の道を選んだ南箕輪村の村議は、合併後の総合支所や地域協議会の機能、住民の反応などを尋ねた。高遠町・長谷地域の市議は「職員の人事交流で、総合支所の顔ぶれが変わり、あいさつしてくれる人が少なくなった」「合併して良い、悪いの効果は、そう表れていない」と答え「住民が合併して良かったと思えるように、取り組むことが大切」とした。
「近い将来、上伊那一本の話が出てくるのではないか」との意見もあった。
懇談会は、上伊那北部6市町村で合併研究会を持つなどしたが、枠組みが崩れ、5年ほど中断。隣同士で関わりが深いことから、懇談の機会を設けた。