まほら伊那地球元気村
親子で木工、カヌー…
伊那市の鳩吹公園で27日、「2005まほら地球元気村」(実行委員会主催)が始まった。市内をはじめ、県内、新潟県、福井県、埼玉県、岐阜県などから親子ら約140人が集まり、自然の中で思い切り遊んだ。28日までで、当日参加も受け付ける。
元気村は1泊2日のキャンプを基本に、さまざまな野外活動を通じて新たな自然観を養うのが目的。伊那では8回目を数えた。
野外教室は木工、カヌー、マウンテンバイク、流しそうめん、絵本ライブなど16を用意。
親子で、あんどんやオリジナルプランターを作ったり、自然の中を歩いてゲームを楽しんだりと夢中になった。
冒険家で、地球元気村長の風間深志さんが講師を務めた「野外生活技術習得講座窶狽スき火」には約10人が参加。
風間さんは「火を繊細に扱うことを心得て」と呼びかけ、細い枝から順に太い枝を燃やしていくポイントを伝授。参加者は早速、近くの山林から雑木を拾い集めるところから始めた。たき火の初級、中級…など認定されるとあって、参加者はあせらず、火の燃え具合を見ながら火を起こした。中には、初級の段階で火が消えそうになり、慌てて息を吹き込む場面も。
また、ナイトイベントには、風間さんや俳優根津甚八さんらのトークショー、ミニコンサートなどもあった。
28日は、すがれ追い、ギョウザ&麻婆豆腐作り、伊那谷林道ツーリング、ネーチャーゲームなどがある。入村料は大人3千円、小学生以下1500円。