大学入試センター試験始まる
大学受験の最初の関門、07年度大学入学者選抜大学入試センター試験が20日、全国で一斉実施された。上伊那では南箕輪村の信州大学農学部、駒ヶ根市の県看護大学に緊張した面持ちの受験生が集い、各教科の試験に臨んだ。21日まで。
大寒となったこの日、信大農学部ではしっかり防寒した受験生らが臨時バスなどで登校。同大が試験会場となっている伊那北高校や赤穂高校の教諭らも会場の外で待ち構え、「受験票を出して」などと誘導したり、げんかつぎの菓子を配るなどして受験生を励ました。
男子生徒の一人は「今まで勉強してきたことが発揮できれば」と話していた。
上伊那の今年の志願者数は昨年より127人多い1410人。内訳は農学部会場が958人、看護大が452人となっている。
全県の志願者は昨年より約200人多い1万203人。
1日目で公民、地理歴史、国語、外国語の4試験を完了し、21日は理科(1)、数学(2)、理科(2)、理科(3)の4試験を実施する。