駒ケ根土地改良区50周年
1956(昭和31)年に設立された駒ケ根市の駒ケ根土地改良区(堀内修身会長)は20日、同市下平の農村環境改善センター「一心館」で50周年記念式典と祝賀会を開いた。関係者約100人が出席し、設立半世紀の節目を祝った。
堀内会長は式辞で事業の概要などについて振り返った上で「温かい支援により、今日を迎えることができたことに感謝する。今後は地域農業のさらなる発展に期待したい」と述べた。
同改良区は同市下平の耕地拡大と区画整理を目的に設立され、3回にわたって大規模な事業を行なってきた。90年度から96年度にかけて行われた大区画ほ場整備事業では217ヘクタールのほ場のほか、パイプライン、用水路、道路などの整備を29億6500万円かけて行い、1区画1ヘクタール農地も実現した。