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東福寿学級で「回想法と音楽療法」

唐木清子さんを講師に

 中川村公民館の東福寿学級は23日、中川文化センターで、「回想法と音楽療法」をテーマに、第6回学級を開いた。
 約40人が出席、音楽療法士の唐木清子さんを講師に、懐かしい歌を歌ったり、昔話に花を咲かせながら、楽しく脳と体を生き生きさせた。
 回想法は一般的に道具や写真などを介して語る方法だが、今回は音楽を通して、懐かしい人生を語り、脳の活性化を図るもの。
 唐木さんは「昨日のことは忘れても、50年前のことはよく覚えている。体の痛みや将来への不安も、声を出して、懐かしい歌を歌うことで、満足感、幸福感が得られる」と説明。早速、暦の順に「年の始めの:」で始まる「一月一日」を歌い、「元旦の朝は登校し、紅白まんじゅうをもらった」「式が長くて、貧血で倒れてしまった」など思い出を語り合った。2月は「紀元節」「湯島の白梅」などを歌い、思い出話を弾ませた。

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