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赤穂南小で歯の授業

赤穂南小で歯の授業

 01年に文部科学省の歯と健康づくりの推進指定校となって以降、良い歯をつくる活動に力を入れて取り組んでいる駒ケ根市の赤穂南小学校(下平達朗校長)で25日、5年1組の児童を対象にした歯の授業があった。講師は同市で開業している歯科医で同小の歯科校医を務める横田克彦さん。横田さんは歯の役割や、よくかむことの大切さをユーモアを交えながら説明した上で、かむことにより脳が活性化する証明として記憶力のテストを行った。スクリーンに風景や動物などのスライド写真15枚を2セット映写し、その中に違うものが何枚あったかを児童らにチェックさせた=写真。1回目のテストの後、2回目は児童らにガムをかませながら別の写真を使って同じテストをすると、ほとんどの児童が1回目と同じか良い成績を挙げた。児童らは「これからは授業中にガムをかみながら勉強しよう」などと感心した様子で話し合っていた。
 同小は「歯の日」や「歯ッピータイム」を設けるなどして児童の虫歯予防に力を入れている。昨年、県内で唯一、第45回全日本学校歯科保健優良校表彰(日本学校歯科医会、日本学校保健会主催)で最優秀校に認定され、文部大臣賞に輝いた。

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