駒工課題研究発表会
駒ケ根工業高校(本間秀明校長)の3年生が思い思いに取り組んできた研究成果を発表する第9回課題研究発表会が25日、同校体育館で開かれた。ステージ上では電気、機械、情報技術の各科から2グループずつ選ばれた6グループが代わる代わる登壇し、それぞれの取り組みの成果を実演を交えて発表した。
「からくり人形の研究製作」に取り組んだ機械科の4人は、製作の苦労や工夫などについて「難しかったがやりがいがあった」と発表。ステージ上で人形を動かして見せ、見詰める全校生徒や招待者らの大きな拍手を受けた=写真。市販の2足歩行ロボットのキット組み立てに取り組んだ情報技術科のグループは2体のロボットを特設リングで戦わせる実演を披露し、会場から喝采を浴びていた。
会場には3年生がかかわった全作品が展示され、生徒らは訪れた人たちの求めに応じて作品をリモコンで動かしたり、質問に笑顔で答えたりしていた。