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西箕輪で安全ひまわり隊結成 地域の子どもを地域で守れ

西箕輪で安全ひまわり隊結成 地域の子どもを地域で守れ

 地域の子どもを地域の力で守ることをめざして、伊那市西箕輪地区で安全ひまわり隊が結成された。28日、西箕輪小学校で隊の出発点にあたる全体説明会があった。
 西箕輪教育環境推進協議会(原易雄会長)が呼びかけ。説明会までに地区住民200人が参加を表明している。
 各地で子どもを狙った犯罪が多発し、西箕輪地区でも子どもが見知らぬ人から声をかけられることなども発生したため、学校・保護者だけでなく、地域住民ができることからはじめようという趣旨。06年3月には地区をとおる権兵衛トンネル道路も開通し、交通量も増加が予想されることから、治安・交通安全両面から警戒を強めた。
 活動は、「西箕輪 ひまわり隊」のオレンジの腕章をつけ、子どもの登下校時にウォーキングや犬の散歩をして通学路を見守るほか、交通安全指導を含めて街頭に立つなど、「できる時に、できる範囲で、できること」を行う。こどもが身に危険を感じた時の逃げ込み先としても自宅を提供する。
 説明会で原会長は「地域の子どもを守るのは地域だという自覚に燃えて、オレンジの腕章をつけ、街角に立ちましょう」と呼びかけた。
 活動マニュアルの中には、隊員も「私と一緒に行こう」「送っていくから車に乗りなさい」という趣旨のことを言わない。学校では腕章をつけていても同行を誘われたら断われと教える窶狽ネどの記述があり、児童・生徒を対象にした犯罪にたいする警戒の難しさも垣間見られた。

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