山ぶどう今年の収量目標35トンに
ワインに製品化する宮田村の特産山ぶどうの本年収量目標が、過去最高だった昨年をさらに上回る35トンに設定された。25日に栽培組合、JA、農業改良普及センターなどが集まった会議で話し合い、さらなる技術の確立と販路の拡大も目指す。
生産開始から7年が経過し、木も順調に成長。栽培農家13戸の技術も上がり、安定的な収量確保もめどが立ってきた。
ただ、軸枯れや花ぶるいなど病害関係に改善の余地を残しており、土壌検査など対策を引き続き実施していく。
収量増加に伴い販路拡大も必要となってきており、関係者で構成する山ぶどうの里推進会議などで検討を深めていく。