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馬肉を使ったコロッケ、「バロッケちゃん」が行燈市でデビュー

新発売を前に、町民参加で試食会

馬肉を使ったコロッケ、「バロッケちゃん」が行燈市でデビュー

 馬肉を使った新メニューづくりを進める飯島町の「さくらを咲かす会(小林馨会長、12店)」は24日、飯島文化館で、馬肉を使ったコロッケ「バロッケちゃん」などテイクアウトメニューの試食会を開いた。広く町民に呼びかけ、40人余が参加、「バロッケちゃん」のほか、馬ミンチを使った2種類の「馬かまん」、馬肉にチーズを挟んで揚げた「合格カツ」など5種類の馬肉料理を試食し、意見を出し合った。
 メニューの中心は2月10、11日に開く行燈市でデビューする「バロッケちゃん」。馬肉の甘煮、ジャガイモ、サツマイモ、長イモ、馬の好物のニンジンを入れ、馬の顔に形にした。調理は同会の女性部10人が腕を振るい、揚げたてをテーブルに並べた。外側はカラッと、中はしっとり、馬肉に味もあり「おいしい」と概ね好評。中には「もう少し馬肉が大きい方がいい」「ソースなしで食べられるように、味を濃く」などの指摘も。
 また、「馬かまん」は「皮が厚すぎて、おやきのようだ」「皮が甘過ぎる」などの感想もあった。
 馬肉による地域おこし事業は国交省の地域振興アドバイザー事業を導入、この日は最終回。アドバイザーの伊藤光造さんは「馬肉による地域おこしを成功させるには、行政や町民など幅広い応援が必要、応援があれば大きく育つ」と話していた。
 「バロッケちゃん」は参加者の意見を参考に、馬肉を増量し、行燈市で揚げたてを百円で販売する計画。

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