高齢者学級8月定例会
健康に老いる-健康診断の必要性とがん、高血圧、脳卒中について」
駒ケ根市の赤穂公民館(北澤吉三館長)は26日、高齢者学級の8月定例会を同館で開いた。約30人が出席し、昭和伊南病院の薬剤部主任薬剤師の伊藤芳明さんによる「健康に老いる-健康診断の必要性とがん、高血圧、脳卒中について」と題した講演を聞いた。
伊藤さんは生活習慣病について「定期的に人間ドックを受診すれば病気の早期発見に役立つほか、健康状態の把握と健康増進対策も立てられる」とその必要性を訴えた。
痛みのコントロールに使われるモルヒネについて「体に悪いとか、使いすぎると廃人になるとか、使い出すとやめられなくなるとかいった認識があるが、がんの治療に使う上ではそのようなことは一切なく、安心して使える」と話した。
出席者らは感心したような表情で「ふーん」と時折うなずいたりしながら、話にじっと耳を傾けていた。