玩具の温かみを再発見、おもちゃの家がフェア
子どもたちに交流の場を提供している駒ケ根おもちゃの家(増田芳子会長)は28日、玩具500点を揃えて「第19回おもちゃフェア」を同市文化センターで開いた。200人以上の親子が訪れ、テレビゲームにはない昔ながらの玩具の温かみにふれた。
年1回の開催で、手に持って遊べる玩具が勢揃い。親子で一緒に楽しむ姿が各所でみられ、会話も弾んでいた。
「友達と取り合ったり、親と一緒に遊ぶなど玩具を通した経験が少なくなっている。ふれあいながら遊ぶことで、社会性も見につけていくと思うのですが」と増田会長。
「来て良かった」と喜ぶ保護者の声も多く、満面の笑顔が広がる会場の光景に目を細めていた。
この日は、会場設営に駒ケ根工業高校ボランティア班の生徒たちが協力。海外協力隊の12人は会場で、親子の交流をボランティアで支援した。