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南箕輪村新時代のむらづくり懇談会始まる

南箕輪村新時代のむらづくり懇談会始まる

 南箕輪村は30日夜、新時代のむらづくり懇談会を村内2カ所で開いた。6日まで各地区で開く懇談会の初日で、第4次総合計画の基本計画案などを説明し住民の意見を聞いた。
 村は06年9月、むらづくり委員会から第4次総合計画などの答申を受け、答申を基に各種計画を検討してきた。今後の村の骨格となる総合計画について、村長班と助役班の2班編成で各地区に出向いて住民に説明し、意見交換をして住民の意見を反映する。
 唐木一直村長らが出席した久保コミュニティセンターには住民40人が集まった。村長は「住民生活に密着した福祉、医療、教育は特に充実させたい。計画をどう実践するかが大事。職員一丸となって進めるが、職員数もかなり減るので住民の協力をお願いしたい」とあいさつした。
 村は基本計画、財政計画、実施計画を全戸配布した懇談会資料を基に説明した。「基本計画は住民、地域、行政が手をとり、住みよいむらづくりを着実に進めたいというむらづくり委員会の思いが反映した計画」とし▽子育て・教育・文化▽健康・福祉▽自治・協働▽生活・環境▽産業・交流-の5分野別に概要を示した。
 意見交換では、商店や遊戯センターなどの撤退後の跡地問題で、進出時に何らかの契約を求める意見があったが、「倒産などで撤退することに関して行政として約束はできない」として理解を求めた。基本計画の保健・医療の具体策の質問には、「村には個人医院が少ない。身近なところに医療機関が必要なので行政としても働きかけしたい」とした。

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