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駒ケ根高原源泉4号井の測定結果発表

駒ケ根高原源泉4号井の測定結果発表

 駒ケ根市と宮田村の旅館など14施設に温泉を供給する駒ケ根高原温泉開発(社長・中原正純駒ケ根市長)は1日、開発中の温泉4号源泉の測定を県薬剤師会が伊那保健所立ち会いのもとに30日に行ったところ、温度32度、湯量毎分83・2リットル、pH(水素イオン濃度)9・4縲・・5でアルカリ性を示していることなどの測定結果を同市赤穂の古城公園近くの現地で発表した。泉質についても現在稼動中の1縲・号源泉と同じアルカリ単純温泉と見ているという。詳しい結果は2月中旬に出る見通し。
 同観光開発は県温泉審議会の許可が下り次第ポンプを設置し、夏の観光シーズン前の6月か遅くとも7月には本格稼動させたい考え。中原正純市長は「掘削が成功したことにより、早太郎温泉が将来にわたって維持できる環境ができた。温泉の増量や新規配湯にも十分対応していける」と安堵の表情を見せた=写真。
 4号源泉は調査と工事を請け負う地熱(東京都、浜田眞之社長)が06年4月縲・月にかけて電磁波を利用した地下温泉源探査で温泉湧出の可能性がある場所を特定。7月から造成にかかり、高さ約35メートルのロータリー掘削機を組み立るなどして9月に掘削工事を始め、11月には深度1500メートルまで到達した。

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