文化財防火デーパトロール
文化財を火災、震災などの災害から守るため全国的に文化財防火運動に取り組む「文化財防火デー」(1月26日)の一環で、箕輪町文化財保護審議会などは1月31日、町内の文化財5カ所をパトロールし文化財や文化財保管施設の防火対策などを確認した。
毎年、町の文化財を数カ所ずつ巡回し、建物、電気配線や電気機器の漏電点検、火災報知器や消火器の点検などをすると同時に、文化財の確認もする。
今年は旧三日町公民館、長松寺の地蔵尊、長岡神社本殿、長岡神社本殿造営記録文書、普済寺文書が対象で、審議会委員、箕輪消防署員、町教育委員会生涯学習課文化財係職員の計10人が見回った。
長松寺では、審議会委員が地蔵尊の作者などを説明し、地蔵尊や周囲の状況を確認した。防火対策は管理されていて問題なかった。旧三日町公民館では、消防署から、消火器をだれもが取り出せる場所に置くなどの口頭指導があった。