第3回定例会
伊南行政組合議会
伊南行政組合議会は29日、第3回定例会を開き、04年度の一般会計決算、昭和伊南総合病院事業決算のほか、05年度補正予算案、条例改正案など5議案を認定・可決して閉会した。併せて行われた全員協議会では、04年度伊南福祉会決算、伊南行政組合3カ年実施計画、吉瀬地区最終処分場の計画延期などが報告された。
04年度伊南行政組合一般会計決算は歳入16億8040万円、歳出15億9280万円で、繰越明許費を差し引いた実質収支は6173万円の黒字。
04年度昭和伊南総合病院事業決算は9800万円の純損失を計上し、累積赤字は35億5200万円となった。伊那中央病院開設の影響を大きく受けた03年度に比べ入院患者数は増加したが、外来患者数は依然減少が続いている。
駒ケ根市吉瀬に建設する計画の最終処分場については、箕輪町八乙女の最終処分場が稼動する場合などを考慮し、今年度実施する計画だった環境影響調査(アセスメント)を見送って08年度実施の計画としている。