宮田村の杉山さん、県農業担い手意見発表で最優秀賞
Iターンで就農し、宮田村でリンゴを栽培する杉山栄司さん(31)=南割区=が、「明日の長野県農業を担う若人の集い」(2日長野市、県など主催)意見発表で最優秀賞に輝いた。農業という新たな生活を踏み出すことによって得た、人と人とのつながりを発表。かけがえのない大切な絆(きずな)、感謝の想いが今の生活の・ス土台・スにあると伝えた。
意見発表には県内各地区の代表8人が出場。いずれも20、30代の若い担い手が、農業にかける夢、想いなどを語った。
杉山さんは「私のおもい」と題して発表。脱サラして大阪から単身で就農した経過を語り、2年間が過ぎた宮田での生活についてもふれた。
苦しい時も励ましてくれたり、困った時に支えてくれた周囲の笑顔。関わった全ての人に感謝しながら「これからも人とのつながりを大切にしていきたい」と8分間の発表を終えた。
「言いたいことがたくさん一杯ありすぎて」と杉山さん。昨年秋には結婚して大好きな宮田村に骨を埋める考えだが「農業をやれるのも人とのつながりが土台にあってこそ」と話す。