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アルプスバラ会が冬の剪定
伊那市通り町の25鉢

5月の開花を楽しみに

アルプスバラ会が冬の剪定<br>伊那市通り町の25鉢

 上伊那のバラ愛好者でつくるアルプスバラ会は6日、伊那市の中心商店街・通り町一丁目に同会が設置した鉢バラの手入れをした。
 会員7人が、大小25鉢に植えられたバラを次々と剪定しながら、丈の長いツルバラはオベリスク(四本支柱)に巧みに巻き付けて形を整えた。
 「地域に花と緑を」をテーマとする同会が通り町に鉢バラを設置したのは04年の春。全て異なった種類が植えられた25鉢が咲き誇るため、商店街があたかも「バラ園」のようになる竏窒ニ話題になっている。会によると、商店街にバラをこれだけ揃えている例は県内でもあまりないようだ。
 同商店街に置かれたバラはいずれも四季咲きだが、5月にきれいな一番花を鑑賞するためには、この時期の剪定や誘引(ツルバラの枝を形良く整える)は欠かせない作業。暖かい冬の影響ですでに芽吹いているバラもあり、会員らは新芽を傷つけないように、慎重にはさみを動かしていた。
 アルプスバラ会は、元高校教諭が上伊那各地で開いている「バラ教室」の生徒らが、教室の連携で栽培技術向上と親睦を図ろうと04年に結成。話題の「アンネのバラ」を増殖して普及させるなど、ユニークな活動を展開している。会員約100人。

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