子育て10カ条選定会議
駒ケ根市教育委員会
子育てのよりどころとなる指針を分かりやすく表現する「子育て10カ条」を制定しようと駒ケ根市教育委員会は7日、子育て10カ条選定会議の第1回を市役所南庁舎で開いた。市民、団体の代表や教育関係者などで構成された委員など約30人が出席し、10カ条策定に向けて意見を交わした=写真。出席者らは2グループに分かれ、テレビを始めとするメディア、遊びの形態のほか、生活リズム、食育、地域とのかかわりや家族とのあり方などについて話し合った。
座長には赤穂小学校PTA会長の春日俊也さんが選出された。会議は全3回の予定。第2回で素案を作成し、3月中旬には最終案をまとめたい考え。
中原稲雄教育長はあいさつで「10カ条制定については04年の子ども課設置の時点で既に考えていた。子育ては本来自分の子どもだけでなく、地域の子どもたちを考えるもの。額に入った飾りでなく、実際に役に立つものを目指して知恵を出し合って決めていきたい」と述べた。