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上農高校鈴木さんが第34回長野県農業振興論文コンクールで優秀賞を受賞

上農高校鈴木さんが第34回長野県農業振興論文コンクールで優秀賞を受賞

 南箕輪村の上伊那農業高校園芸学科3年の鈴木舞子さん(18)=伊那市中央区=がこのほど、農業に対する自身の思いをまとめた論文「農業への夢」で、第34回長野県農業振興論文コンクールの優秀賞を受賞した。鈴木さんは「賞があることも知らずに書いた。こんな文が賞に入ったのかと驚いた」と喜びを語る=写真。
 同コンクールは、農業振興を目的として県農業教育連絡委員会とJA長野中央会が毎年行っている。農業関係学科に在学する高校生が対象で、同校でも例年数名が応募している。本年は、県内各校から15の応募があり、鈴木さんは優秀賞2枠の一つに入賞した。
 1年の時に体験したハクサイ栽培をきっかけに作物を育てる楽しさ、感動を知った鈴木さん。論文「農業への夢」には、外部研修で学んだ農業の現実、農業者として歩んでいこうとする強い決意などが綴られている。
 実家は非農家だが、高校卒業後は関心のある高原野菜の栽培管理を学ぶため、佐久市の野菜農家に就職する。「知識と技術を身に付け、一人でやっていけるくらいの農家になりたい」と話していた。

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