上伊那農業協同組合(JA上伊那)が08年度中に37の支所を12の総合支所に統合
上伊那農業協同組合(JA上伊那)は08年度、事業見直しの一環として現在管内にある37支所を12の総合支所に統合する。
現在JA上伊那では、各地区を統括する基幹支所を辰野、箕輪、駒ヶ根、東部、伊那(本所が基幹支所機能を兼ねている)の5カ所、それより小規模な支所を29カ所、支所出張所を4カ所に設置しており、各業務は縦割り運営している。
しかし、より効率的な運営を図る目的で各支所に権限を委譲し、支所内の横のつながりを強化した新体制へ移行することを決断。08年4月実施を目指し、実施計画を打ち出した。それに伴い、08年度は支所体制を再編。管内12カ所に設置する総合支所は、各機能を充実させるために一定の規模を持たせるほか、総合支所から離れてしまう12地区には、窓口的な役割を担う拠点支所を各総合支所の下部組織として設置する。そのほかにも各支所の渉外担当職員を増員し、定期的な巡回をすることで遠隔地の住民のサービス充実にも努めていく。
支所体制の見直しについては、2縲・月に各地区の組合員を対象とした説明会を開き、5月の総代会で提案する。