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伊那技専メカトロニクス科2年 技能検定2級合格

伊那技専メカトロニクス科2年 技能検定2級合格

 南箕輪村の県伊那技術専門校(石川秀延校長)のメカトロニクス科2年の学生8人が今年度前期実施の国家資格技能検定2級に合格した。同資格の取得は中級技能者レベルを示し、企業にとって即戦力となる目安。就職活動への効果があるという。
 実務経験が3年以上必要だった受験資格が、04年度から技専の2年制在学中に取得可能となった。同校は、同科のカリキュラムを見直し、地元産業で最も需要のある「普通旋盤」「数値制御(NC)旋盤」「電気系保全」の計3種での技能検定2級の受験を必須とした。
 同科の学生10人。合格者8人は普通旋盤の技能検定に合格し、その内6人はNC旋盤でも合格した。電気系保全の受験は1年生の時に7人が取得している。
 技能検定2級は「就職後の社員教育制度の中で受験するのが一般」(同校)。団塊の世代の大量退職で問題となる「後継者不足」といった社会問題に対し、若年者の技術レベル向上のためにもカリキュラムを見直したという。

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