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南箕輪村特別職報酬等審議会答申
議員報酬月額の増額
村長・助役・教育長は月額5%減額

 南箕輪村特別職報酬等審議会(山本昭子会長)は13日、唐木一直村長から諮問を受け審議した特別職の報酬について、村議会議員の報酬月額は増額、村長、助役、教育長は給料月額の5%減額する答申をした。05、06年度に村が答申内容に上乗せする減額措置をしたが、審議会は付帯意見として答申の尊重を特に要望した。唐木村長は、理事者の給料額改定については「答申を尊重したい」とし、議員報酬の改定は「議会に伝える」と答えた。
 議員報酬は、村の議員報酬額が上伊那郡内の他市町村や県内類似団体に比べて低い水準にあること、今春選挙から定数が16から10に大幅に減少することなどから、業務量と職責の増大を考慮して増額とした。
 改定案は、議長29万5千円(本則26万9千円)、副議長22万3千円(20万3千円)、委員長21万3千円(19万4千円)、議員20万1千円(18万3千円)。
 村長と助役は、他市町村と比べ給料月額が低位にあることから、本則どおりの額が支給されても決して不適当ではない-としているが、07年度は給料月額から5%減額とし、手当てに反映させないとした。06年度は村長10%、助役7%を減額している。5%減額した場合の給料月額は村長68万3050円、助役58万450円。
 教育長は村長、助役と同様とし、本年度と同じく5%減額。
 非常勤特別職の農業委員については、村議会議員と同様に定数が21から16に削減されているため、近隣市町村が報酬額を引き上げ改定している状況がある場合に、引き上げ検討の意見を付帯した。

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