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135/(月)

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【記者室】県職員が不法投棄とは

 カップめんの容器や雑誌などを駒ケ根市の山林に捨てた疑いで県職員2人が相次いで書類送検された。環境美化についての意識は一般人よりも高くて当然の県職員が違法を承知でやったことで、同情の余地はない▼一見しただけでは誰が捨てたのか調べようもなさそうな不法投棄ごみだが、本気でやればかなりの線まで分かるようだ。今回も警察の捜査で容疑者の身元が判明した▼不法投棄にはどの自治体も頭を痛めているが、個人による一般廃棄物の不法投棄は5年以下の懲役もしくは1千万円以下の罰金と法に定められている。発覚したら厳罰が待っていると知れば、少しぐらいなら竏窒ネどと考える不届きなやからも減るだろう。行政はもっと強くアピールしたらよい。(白鳥文男)

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