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地域子ども育成100人の会

地域子ども育成100人の会

 駒ケ根市の市民らでつくる地域子ども育成100人の会(村上守伸代表世話人)は30日、今年度の第1回会議を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約20人が参加し、現代の子どもたちを取り巻くさまざまな問題点について意見を交わした=写真。村上さんは「現状を把握するため問題点を出し合い、次回の会議でその原因を探っていきたい」と述べた。
 出席者は「子どもにどう接していいのか分からずに悩んでいる親が多い」「若い母親が一人で子育てをするのは大変。地域の人が何か手助けをできないか」「戦中世代に甘やかされて育った世代が親になっている。今後が心配」などと意見を出し合っていた。
 中原稲雄教育長はあいさつで「子どもがおかしくなったのではなく、大人社会がおかしくなった影響を受けている。子育てを通じて良いまちづくりができるよう皆で考えていこう」と述べた。
 事務局によると、今後数回の会議を経て今年度中をめどに「子育て10カ条」を策定したいとしている。

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