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サン工業が工場増設

市・市土地開発と用地売買契約結ぶ

 伊那市西箕輪の表面処理(メッキ)に携わるサン工業(川上健夫社長)と伊那市・市土地開発公社の工場用地売買契約調印式が15日、市役所であった。
 同社はハードディスク、自動車、情報家電など部品の表面処理を手がけている。全体に受注の増加で現工場が手狭になり、さらに半導体関連部品へ新規参入することから、新たに工場を増設する。
 新工場(第3工場)は、伊那インター工場団地内にある現工場の東側。用地は約1万3600平方メートル。工場は鉄骨造り3階建て(2階一部吹き抜け)で、床面積は3900平方メートル。投資額は7億円。
 3月末に着工し、7月に完成予定。稼働は8月からを見込む。
 今期の売上予想は15億円で、5年後には30億円を目指す。
 川上社長は「再来年、創業60周年を迎える。表面処理は特殊業務。海外に負けない技術力を身につけたい」とあいさつ。
 川上社長は伊那商工会議所副会頭も務め、小坂市長は「市の工業発展に尽力いただければ」と期待した。

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