伊那ロータリークラブ顕彰式
伊那中に生け花を飾った小田タカ子さんが受賞
伊那ロータリークラブ(前林武夫会長)の第28回顕彰式が15日、伊那市内であった。十数年間、伊那中学校に花を生けた伊那市西町の小田タカ子さん(84)が受賞した。
小田さんは孫が伊那中学校へ入学したのを機に、明るい学校であってほしいと願い、週1縲・回、正面玄関に生け花を飾るようになった。生徒や職員から喜ばれ、孫が卒業したあとも続けた。高齢のため、本年度からは入学式や卒業式、文化祭などイベントの際に季節の花を届けている。
前林会長は「長年にわたり、学校の教育環境向上に努めた」と述べ、顕彰牌を手渡した。
小田さんは「庭や山で取ったり、買ったりした花を飾った。学校へ行く度に励まされ、これまで続けてこられた。自分にできることととして花を届けていきたい」と話した。
顕彰式は創立記念例会と合わせて開き、メンバー約40人が出席した。