協働のまちづくり講演・報告会
市民有志により昨年8月に発足した「こまがね市民活動推進会議」(愛称きらめき15)は16日、講演会と活動報告会を市文化会館で開いた。同会が市民団体や自治組織を対象に行ったアンケートの結果報告や先進地視察の報告などが行われたほか、基調講演として名古屋大学大学院法学研究科教授後房雄さんを招いての講演「協働のまちづくりとは何か」が行われた。市民ら約100人が参加し、協働のまちづくりへの今後の取り組み方などについて考えた=写真。
144の市民団体を対象に行ったアンケートの結果報告では、各団体が抱えている課題として、新しい参加者が増えない、活動経費が不足している竏窒ネどが多かったことや、活動を広げるための方法として、ほかの団体との連携を深めることや勉強会、人材育成などが必要竏窒ニ考えている団体が多いことなどが報告された。
同会は市が04年に委嘱した「第1回駒ケ根改革と創造へのまちづくり推進市民会議」委員30人のうちの有志15人が集まって発足。将来の市民活動の中心となる市民活動支援センター設立に向け、その基盤づくりとなる実態調査や啓発、援助などの活動を行っている。