南箕輪村公民館「布草履作り講座」
南箕輪村公民館は17日、物作り体験会「布で草履を作ろう」を公民館で開いた。27人が不要になった布を編んで熱心に布草履を作った。
昨年10月に開き好評だったため、再び開講。製作に時間がかかるため2回の講座で、昨年と同じく田畑在住の藤沢弥栄子さんが指導した。
藤沢さんは、祖父母が炉辺でわらじを作っていたのを思い出し布で作れないかと考えたところ、雑誌で作り方を見つけ、自分なりの編み方を考えてアレンジした。「日本に一つしかない布草履ができる。布の再利用にもなる。家族のためにも作ってあげて」と話した。
参加者は、土台作りから挑戦。足の指や木の台にロープが4本になるようにかけ、ロープの間を布を上下交互に通して編んでいく。布の締め具合や草履の幅を少しずつ広げる加減などが難しく、講師に聞いたり、仲間同士で確認しながら編んでいた。