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勤労青少年ホームでやさしい経済学講座

勤労青少年ホームでやさしい経済学講座

 日常生活の中にある経済を分かりやすく学ぼう竏窒ニ、伊那市の勤労青少年ホームで14日、後期講座の一つ「あなたと私のやさしい経済」があった。ファイナンシャルプランナーで株式会社ウィンの代表・尾川喜郎氏を講師に迎え、世界経済の動きが自分たちの生活にどのような影響を与えているのかなどを学んだ=写真。
 経済問題は日常生活の中でも注目ニュースとして取り上げられているが、専門用語も多く、「難しい」と考える人が多い。そこで今回同ホームでは、簡単な経済学を学ぶ講座を企画。より生活に身近なテーマと関連付けて学ぶことで、興味も持ちながら理解を深めてもらおう竏窒ニ考えた。
 2回目のこの日は、日本銀行の役割や通貨の価値が貿易関係に及ぼす影響などを学習。尾川さんは、日銀が一般の銀行にお金を貸し出したりする「銀行のの銀行」になっていることを説明。日銀は一般の銀行などにお金を貸し出す時の利率(公定歩合)が、普通の銀行が一般の人にお金を貸し出す時の利率に反映されるため、日銀は景気動向に応じて利率を管理しているが、利率が自由化されてからは短期金融市場からお金を借りる銀行が増え、一般の銀行の利率が公定歩合に左右されなくなった竏窒ネどと解説した。

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