箕輪町国民保護協議会
町国民保護計画案を承認
箕輪町国民保護協議会(平沢豊満会長)は19日、第2回会議を町役場で開き、町が示していた箕輪町国民保護計画案を承認した。今後、県知事との協議を経て計画を冊子にし、町議会3月定例会全員協議会に報告する。
武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)に基づき、町は6月に国民保護協議会設置条例を制定した。協議会は06年12月に設置。委員21人で構成する。
国民保護計画は▽総論▽平素からの備えや予防▽武力攻撃事態等への対処▽復旧等▽緊急対処事態への対処-の5編で構成する。計画が対象となる事態に武力攻撃などの事態と緊急対処事態を挙げ、武力攻撃などには(1)着上陸侵攻(2)ゲリラや特殊部隊による攻撃(3)弾道ミサイル攻撃(4)航空攻撃-を想定。武力攻撃事態への対処では、住民避難の指示の通知・伝達の流れ、救援、退避指示の応急措置などを記している。
1月に町のホームページでパブリックコメントを募ったが、意見は無かった。今回の会議で、委員からの意見は無く、計画案を承認した。
冊子は協議会委員、町議らに配布予定。町のホームページ上で一般に公表する。