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中川村健康福祉大会

「メタボリックシンドロームはなぜ怖い!」をテーマに

中川村健康福祉大会

 中川村は17日、村文化センターで「メタボリックシンドロームはなぜ怖い!」をテーマに「第14回健康福祉大会」を開いた。百人余が参加、健康・福祉関連の展示、健康チェック、功労者表彰、記念講演で、メタボリックシンドロームについて学び、その改善に理解を深めるとともに、だれもが、実り豊かで、満足できる地域づくりを目指した。
 式典で、曽我村長は「メタボリックシンドロームについて学び、大会を機に生活改善に取り組み、誰もが健康で元気はつらつで暮らせるように」と呼びかけた。
 この後、長年、社協理事を務めた人や、在宅介護者を表彰し、多額な寄付をした人など4人1団体に感謝状を贈った。また、飯島ロータリークラブには共同募金感謝状を伝達した。
 この後、保健センターの池戸波津美保健師、米山ゆみ管理栄養士が「中川村住民の健康と食について」報告。この中で健診結果について、男性は40縲・0歳代は腹囲85センチ以上のうち半数がメタボリックシンドロームで、「高血圧」「高脂血」との組み合わせが多い-とし、女性は50歳以上(更年期)は肥満が急増し、50縲・0歳代では、腹囲90センチ以上のうち3人1人がメタボリックシンドロームで、「高血圧」「高血糖」の組み合わせが多い-と分析した。
 この後、信州大学医学部医学教育センターの相沢徹教授が「メタボリックシンドロームはなぜ怖い?」と題して記念講演を行った。
 最後に▽1人ひとりの健康増進のため、地域の仲間と共に学習活動を展開▽生活習慣病を予防し、健康寿命の延伸と生活の質の向上の実現-など6項目の大会宣言を採択し大会を閉じた。
 村社会福祉協議会表彰、感謝状、受賞者は次のみなさん(敬称略)
▽表彰=西村千敏(沖町、社協理事9年4カ月)▽宮崎いく代(横前、在宅介護11年9カ月)
▽感謝状・個人=宮崎義文(中組)、富永和夫(柳沢)、簡保中川海外交友会、鹿養進(桑原)、渋坂けさみ(松川町)、飯島ロータリークラブ(中川村)

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