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3市町村で当初予算案発表

【伊那市】合併効果生かし新市の一体感形づくる実効型

 伊那市は20日、07年度当初予算案を発表した。一般会計は323億3900万円で、前年度比2・4%(7億5400万円)の増。「合併効果を生かし、新市の一体感を形づくる実効型予算」(小坂市長)とした。
 06年度に引き続き、予算の3本柱に▽子育て支援▽教育の充実▽産業立地の推進竏窒fげた。
 一般財源の大幅な増加は見込めず、合併による財源を生かしながら、産業立地の促進による税収の増加、市税の未収金解消、事務事業の見直しなどを積極的に進め、財政の健全化を図る。
 小坂市長は「合併効果を最大限に生かし、長野県一のまちづくりを進めたい」と話した。
 特別会計は7会計で171億1100万円(24・9%減)。企業会計は3会計で、農業集落排水事業・公共下水道事業の公営企業化に伴い、99億6300万円(268・5%増)。
 一般会計(06年度末)の市債残高は396億2300万円、基金残高は50億4600万円、起債制限比率は12・3%とそれぞれ見込む。

 飯島町は20日、07年度当初予算案を発表した。一般会計は総額40億400万円で、前年度当初比1・5%増。一般・特別会計の総額は84億5600万円で、同1・6%増となった。
 高坂町長は「子育てと活力で未来を拓く生きいき予算」とした。

 中川村は20日、07年度当初予算案を発表した。一般会計は総額31億2200万円で、前年度当初比3・6%増。一般・特別会計・水道会計の総額は50億9881万円で、同3・3%増となった。
 一般会計は01・05年度の骨格予算を除けば、11年前の95年並の予算規模。「過疎債を有効活用し、計画的に必要な投資をして、基本的サービスを提供しつつ、村の魅力を生かし、村の活力が増していく施策を展開する予算」(曽我村長)とした。

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