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宮田小3年3組、西保育園で劇上演
一生懸命な姿、伝えたい想いひしひしと

 宮田村宮田小学校3年3組は22日、1年間交流を深めた西保育園を訪問。「園児に喜んでほしい」と年明けから練習を積んだ劇を上演した。年度初めには、園児となかなか打ち解けられなかった児童たちだが、一生懸命に伝えようとする姿にたくましさも。今回が最後の交流の予定だったが「また遊んで」との声に「来週も来たい」と、絆の深まりもみせた。
 全員が出演できるようにと4つの班に分かれて、浦島太郎と海島太郎、もも太郎とうめ太郎をそれぞれ上演。
 物語に忠実に演じたり、アレンジを加えたりと、趣向を凝らした内容で園児を楽しませた。
 堂々と大きな声で発表。一生懸命に演じる姿に、会場全体が物語の世界に。
 鬼と戦うもも太郎、うめ太郎に「頑張れ」と声援も。園児は身を乗り出して夢中になった。
 演じ終わった後の充実感。「今までで一番良かった」と笑顔がはじけた。
 5月から数えて4回目の交流会。劇終了後は鬼ごっこしたり、鉄棒したりと、遊びの輪が自然と広がった。
 「想いを伝える大切さ。相手を見て、どう自分が動いたら良いか、交流を通じて少しは成長したかな」と担任の清水喜美子教諭は目を細めた。

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