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福祉の今後に高い関心、いきねっとが講演会

 誰もが尊重しあう地域づくりを考え、活動する宮田村の女性グループ「いきねっと宮田」(奥田博子代表)は17日、これからの福祉について考える学習講演会を村民会館で開いた。約130人の参加者で会場はあふれんばかり。福祉制度が変わる中で、障害者ら当事者のみならず、地域の関心の高さが伺えた。
 北信圏域障害者支援センター所長で、障害者が地域で暮らす・ス地域移行・ス推進の第一人者でもある福岡寿さんを講師に迎えた。
 介護保険や障害者自立支援法により、完全ではなくとも当事者の権利としてサービスが受けられる時代になったことを説明。
 村にある県立の知的障害者総合援護施設・西駒郷の地域移行の様子をビデオで紹介し、障害の有無に関係なく全ての人間が持つ「いきいき」と暮らす権利について投げかけた。
 いきねっと宮田は県の男女共同参画をめざす会の出席者を母体にして3年前に発足。交流会や講演会などを積極的に開き、学び考える地域の輪を広げている。

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