就業体験の福祉大生 小学校で実務を体験
花壇整備や図書館業務など
宮田村役場で就業体験をしている日本福祉大学経済学部(愛知県美浜町)の学生3人は30日、宮田小学校で花壇の世話や図書館業務の手伝いなどの現場実務を体験した。
仕事に対する意識向上を目的にした大学のインターンシップ制度を活用して来村。同村は福祉大と友好協力宣言を結び4年前から学生を積極的に受け入れている。
花壇の世話は、平松哲嗣教諭が補助につき、来年植えるパンジーの花の種まきと、マリーゴールドの枯れた花の除去をした。学生らは、特に注意をされることもなく、積極的に、素早く仕事をこなした。
平松教諭は「非常にまじめで、学習に対する取り組み姿勢がよい。気配りもよく、今日は作業が進み助かった」と3人を評価した。
立川剛之さん(20)は「小学校の仕事は思っていたよりもやることが多いことを知った。普段は黒板に向かって勉強しているが、現場での実習は体を動かしたりと楽しく、得るものも多い」とし、村民の印象については「人柄が優しく親切で、山に囲まれた環境が新鮮」と話した。