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新ごみ処理中間施設の用地選定に検討会を設置

 上伊那広域連合議会2月定例会が23日、伊那市役所であり、連合長の小坂伊那市長は新しいごみ処理施設の建設候補地の選定に向けた検討組織を近く発足する方針を明らかにした。
 検討組織の設置は一般会計に関する柳川広美議員の質疑に答弁する中で明らかにした。柳川議員は新聞報道などで浮上している用地選定検討組織の存在を問い、組織の構成主体などを質問。それに対し小坂市長は「合意ができ、地元で議決をした地区が何個所かある。技術的な問題や道路の問題など、検討していかなければならない。広域連合の施設なので広域にも入ってもらうことになると思うが、一義的には伊那市でやっていく」と語り、伊那市を主体とした検討会組織を設置する方針を示した。
 一方、候補予定地の隣接地でも説明を求める声が高まっていることに対しては「そうした人にも十分な説明責任がある」と語り、用地選定は依然として慎重に進めていく姿勢を見せた。
 柳川議員は候補地名を明らかにすることも求めたが、上伊那広域連合は「一義的には伊那市が選定するので広域の場では言えない」とし、候補地の明言は避けた。

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