土星観測教室
駒ケ根市のおもしろかっぱ館と市立博物館は22日夜「親子・子どもふれあい事業」として土星の観測教室をおもしろかっぱ館で開いた。親子ら約50人が集まり、代わる代わる天体望遠鏡をのぞいて「あ、輪が見える」と感動の声を上げた=写真。倍率40倍の望遠鏡で見ても土星は米粒ほどの大きさ。それでも参加者は「初めて輪を生で見た」と興奮を押さえ切れない様子だった。
教室の開始時刻にはあいにくの曇り空。参加者は「残念だが仕方ない」とあきらめて、同市東伊那小学校教諭の日岐敏明さんに土星や星座にまつわる話を聞くうち、願いが通じたのか夜空に晴れ間が広がって待望の土星も現れた。