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福与工業団地分譲契約調印式
ジャパンロジスティックスが物流センター建設へ

福与工業団地分譲契約調印式<br>ジャパンロジスティックスが物流センター建設へ

 物流業のジャパンロジスティックス(本社・静岡県富士市、井出純一社長)が28日、箕輪町福与工業団地に物流センター建設のため、箕輪町土地開発公社と分譲契約を結んだ。今年7月にセンター建設に着工し、08年3月の本稼動を予定する。
 土地は、福与工業団地約5万平方メートルのうち2万1592・78平方メートル。建物は鉄骨平屋建て、建設面積は9千平方メートル。土地購入費を含む総投資額は10億円。正社員約10人、パート約50人を現地採用する。
 同社の物流センターは静岡県、宮城県など5カ所にあり、ホームセンター4社のほぼ全商品を扱う。県内は長野物流センター(須坂市)がある。新センターは綿半ホームエイドの第2物流センターとして稼動。中信から南のエリアと愛知県の計7店舗分を扱う計画。
 開発公社の平沢豊満理事長は、「商業、製造業をつなぐ会社は貴重な存在。最大限のバックアップをしたい。就労の場も広がり地域の活性化にもつながると期待している」とあいさつ。井出社長は、「この町が活性化するための一助だが、町の一員となるつもりで頑張っていきたい」と述べた。
 福与工業団地は85年度に整備。帝国通信工業が86年に契約し現在稼動している。企業誘致のため06年4月に開発公社が帝国通信工業から取得した土地を今回売却した。

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