赤穂、8回に同点、勝ち越し本塁打で初戦勝利
公式初本塁打が勝負を決める
【県営飯田球場】<br>赤穂<br>000000030-3<br>100001000-2<br>上田<br><br> 赤穂は初回、6回に得点を許し、2点を追う展開。4回以降毎回ランナーを得点圏に出すものの、後続がなく、7安打で無得点。主戦・熊谷が打たせて取る投球で絶えしのぐ。<br> 赤穂打線は8回、継投した上田・大久保を攻める。先頭の宮下が四球で出塁し、二死二塁から丸山(剛)が、内角のカーブを「(配球を読んで)思いっきり打った」右翼席への2点本塁打で同点。息をつかせず、岩見が二死から、内角の直球をバックスクリーンに飛び込む本塁打を放ち、形勢逆転。岩見は後談で「高校生活で1番の当たり」とし、2人の公式戦、初本塁打で勝負を決めた。<br> その後、8、9回を主戦熊谷から継投した丸山が、危なげないピッチングで上田打線を抑えた。<br> ◆真野義英監督<br> 中盤までは嫌な展開で、熊谷を中心に本当によく辛抱して守った。2本のホームランにはビックリしたが、赤穂は打力のあるチームではないので、守ってリズムをつかみながら次の試合も勝ちたい。<br>