【記者室】今も続く若妻会
南箕輪村田畑区の「白百合会」、通称若妻会は、会員の希望を基に手芸などを楽しんで趣味の幅を広げたり、子どものおやつ作りを習って日常に役立てるなど、定期的に交流を図りながら活動している▼若妻会という名称は初めて聞いた。昔は村内のほかの地区にもあったが、今も継続しているのは田畑区だけのようだ。始まりは現会員の祖母の年代からというから、かなりの歴史がある。会員数は全盛期と比べて少ないが、それでも20人が所属する▼時代の流れで若妻会のみならず婦人会や青年会も無くなってきている中で、「ここでやめるわけにはいかない」との声も。歴史ある会の存続を重荷にするのではなく、有意義に過ごせる会として楽しんでほしいと思う。(村上裕子)