第43回駒ケ根市社会福祉大会
地域福祉の推進を図ろうと「自立とふれあいの中で支え合う地域社会を」を大会スローガンに掲げた第43回駒ケ根市社会福祉大会が3日、同市の赤穂公民館で開かれた。市社会福祉協議会と実行委員会主催。記念講演としてアナウンサー、エッセイストの村松真貴子さんによる講演「心と心を通わせて」が行われたほか、地域団体などによる意見発表や赤穂小学校6年3組の児童らの体験発表、社会福祉に寄与した個人・団体の表彰などが行われた。意見発表で町四区の小池悟さんは町内を巻き込んだユニークな自主防災の取り組みについて発表=写真。「何を置いても、まず自分と家族の安全を確保することが大事」と呼び掛けて聴衆の共感を呼んでいた。
大会には約200人が参加し「心の時代・福祉の時代にふさわしい思いやりのある心豊かな福祉社会の実現に向けて努力することを誓います」などとする大会宣言を採択して閉幕した。
小ホールやロビーには福祉の広場として福祉活動の展示や紹介コーナーが設けられ、訪れた多くの市民らでにぎわった。