県議選 木下茂人氏が拡大役員会
県議選伊那市区(定数2)に出馬する木下茂人氏(71)=緑のフォーラム、美篶=は4日、拡大役員会を伊那市上大島地域交流センターで開いた。支援者など246人が集まる中、選対組織を発足させ、選挙を想定した臨戦体制に入った。
木下氏は「南信にとっては北との格差が問題」として交通面などにおける格差是正の必要性を指摘=写真。また、都市部と山間地の格差問題にも触れ、高遠、長谷地区の過疎化については「個人の責任でどうにかできるものではなく、政治の責任」と県会で問いただした経緯などを示した。
村井県政については「収支の合った予算を短期間で作り上げた」と07年度予算編成を高く評価する一方、「個々の問題は是々非々。県議として一つひとつをチェックし、悪いことは止めさせる必要がある」とした。
選対本部は上大島の後援会事務所に設置し、後援会役員がそのまま移行する形で役員を務める。