手良地区が新ごみ処理施設の対策委員会を設置して要望書を提出
伊那市手良地区の「新ごみ処理場建設問題対策委員会」(北原斉委員長)は6日、上伊那広域連合の計画する新ごみ処理場の建設には手良地区にも十分配慮することを求めた要望書を小坂伊那市長あてに提出した=写真。
隣接する野底区が新施設の候補地になることを承認したこと受けて手良地区は、区長会が早々に建設反対の意志を表明。対策委員会を設置するための準備を進めていた。
それに伴い4日、農業、環境、商工業関係団体や小学校PTAなど約30団体の代表と各地区の区長11人で組織する対策委委員会が発足。同地区への配慮と新施設に関する詳しい情報提供を求めて活動していくことを決めた。
取材に対し向山卓郎副委員長は「少なくとも、さまざまなことが分からない現状では反対。正直なところを説明してもらったうえで、委員会としての賛否を再度判断したい」としている。
今後の活動方針については役員会の中で決める予定。