箕輪町交通安全協会総会
箕輪町交通安全協会は2日夜、第50回総会を松島コミュニティセンターで開き、06年度事業報告、07年度事業計画や歳入歳出予算などを承認した。
町の06年の交通事故発生件数は、05年と同じく126件だったが、死者が3人(前年比3人増)、傷者が167人(9人増)で増加した。
小林交石会長は、「町は交差点の出会い頭や高齢者の事故が多い。高齢者の交通安全教室、学校や保育園の交通安全指導などで事故防止に努めたい。今年は3月1日までに町で20件の事故が発生している。1件でも事故を減らし安全な町になるよう今後もご指導、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。
07年度の事業計画は、交通安全教育の推進、交通少年団活動、女性部活動、街頭活動、交通安全施設の点検・整備など。
表彰は、伊那警察署長・伊那交通安全協会長連名表彰の交通功労者で川上典子さん(松島)、市川美知代さん(松島)。箕輪町長・箕輪町交通安全協会長連名表彰の無事故・無違反歴50年は矢沢正和さん(松島)、金子勝さん(一の宮)。無事故・無違反歴40年は6人、30年は9人、20年は8人だった。
受賞者代表で矢沢正和さんは、「受賞は交通安全協会員のご指導のたまもの。今後もご指導を承りながら安全に努めたい」とあいさつ。さらに「交通事故で妻を亡くした。事故死は家庭も崩壊し、家族は精神的にもなかなか立ち直れず大変。こんなことは私の家族だけで終わりにしてほしい」と話した。