駒ケ根市議会一般質問2日目
開会中の駒ケ根市議会3月定例会で9日、2日目の一般質問が行われた。
坂本裕彦議員が中学校適性配置の見通しについて質問したのに対し中原正純市長は「生徒数は東中が減少、赤穂中が増加の傾向にある。人口動態予測などから、現在の指定校変更制度を続けていくだけでは今後対応できなくなることも考えられるため、通学区の変更についても市教委で検討している」として、近い将来通学区変更に踏み切る考えのあることを明らかにした。
公共工事への一般競争入札導入の見通しについて中原市長は「平均落札率は04年度98・4%、05年度97%、06年度は2月まで96・4%と推移し、競争性促進が図られてきている。今後さらに透明性を確保するよう検討し、総合評価方式による入札制度構築を進めたい」とする方針を示した。
坂井昌平議員が不法投棄の現状と対策をただしたのに対して中原市長は「残念ながら発見件数は年々増えつつある。パトロールや監視などを行っているほか、警察と連携して発見に努めているが、今後はモラル向上のための環境教育も積極的に推進したい」と述べた。