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生け花でひな祭り

生け花でひな祭り

 生け花をひな壇に飾って春の訪れを楽しもうと駒ケ根市中央の池坊流華道教授の遠藤政恵さん宅で9日、ひな祭りが開かれた。教室の役員らがひな人形に見立てて前夜から生けた色鮮やかな花々を前に、生徒らが集まってちらしずしなどの料理や菓子を囲み、年に一度のひな祭りを和やかに楽しんだ=写真。
 内裏ひなの頭(かしら)には男びなに黄、女びなには赤竏窒ニ色違いのチューリップを使い、女びなにはスイートピー、カスミソウなどの優しい花をあしらって十二単(ひとえ)を、男びなには左右に大きく張り出させたレザーファンの葉を使って衣の袖を表現しているほか、三人官女や五人ばやしにも彩りや形に工夫を凝らし、さまざまな花や使って生き生きと仕上げている。
 生け花を使ったひな祭りは今年でちょうど30年目とあって、お祝いに例年よりも豪華な花を使ったという。

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