施政方針
、飯島町
飯島町議会は7日、本会議を開き、冒頭、高坂町長は新年度予算を「自立し持続可能なまちづくりの2年目、町長任期最後の年『子育てと活力で未来を拓くいきいき予算』」と位置付けた07年度予算案の大綱を示した。
施策の柱は(1)住民の協働によるまちづくり
の推進(2)子育て支援・若者定住の促進(3)新しい基盤整備や新規企業導入を含む地域振興の促進(4)安心安全なまちづくり(5)継続事業の確実な推進-とした。
高坂町長は「中期総合計画(06縲・0)を具現化するために、厳しい財政状況下においても『次代を担う子どもたちの育成支援』『町の活力』を強力に推進することを念頭に編成した」と編成方針に触れ、具体的施策に▽協働の核となる地域づくり委員会の立ち上げ支援や事業実践に対する支援▽循環バス運行事業(試行運行)▽防災無線デジタル化事業(移動無線を中心にした地域系無線の整備)▽地域交流センター建設▽国道153号伊南バイパスアクセス道路改良事業(町道堂前線)▽地域防災計画の策定と、住民向けの防災しおりの作成▽千人塚配水池に緊急遮断弁の設置▽公共下水道七久保地区浄化センター工事、08年度供用開始▽若者定住促進に向けた特定公共賃貸住宅の建設(2棟12戸)▽新エネルギー源について調査研究▽乳幼児医療費小学校6年生まで拡大▽ピロリ菌スクリーニング検査による胃がん予防▽「こども室」を設置し、乳幼児期から青少年期まで一貫した子ども施策の展開▽七久保小に情障学級の新設、飯島小に1クラス増設-などを挙げ「町長として町民の先頭に立ち、安全で住みよい町・暮らしやすい町・活力ある町づくりに全力を傾注する覚悟。町長以下1枚岩になって、常に住民と気持ちの融合を図るべく、今後の行財政運営に当りたい」と述べた。