野菜栽培の経験を劇に、世話になった人へ感謝して
野菜の栽培、販売を経験するなかで「誰かの役に立ちたい」と想いをふくらませてきた宮田小3年2組が8日、世話になった地域の人たちを招いて感謝の会を開いた。
お礼をこめて歌などを発表したが、・ス原点・スに立ち戻り農作業や店頭でじかに接客販売した経験を劇にして上演した。
・ス豆トラ・スを使って一生懸命に畑を耕した風景から、消毒、草取り、水やり、収獲、販売まで各班ごと思い出深かったことを再現。自分たちが作ったものが育ち、実って、買ってくれるまでの喜びを表現した。
野菜の売り上げ金で「役に立とう」と考えていたが、地域の人と接し、デイサービスの高齢者と交流するなかで、それより大切な「心」の存在も見つけたと発表する姿も。
「ぼくたちは最初お金のことばかり考えていたが、心で役に立てて良かった」とある男子。「野菜を買ってくれた人から手紙をもらった。それだけでも役に立てたんだって思う」と女子の一人。
37人の子どもたちは振り返ることで、地域の支え、社会の輪を自然のうちに実感。改めて協力してくれた人への感謝の想いを募らせた。