伊那市よりよい教育環境推進連絡会
伊那市よりよい教育環境推進連絡会は14日、市役所で本年度2回目の会合を開いた。市内の小中学校21校の校長、育成会やPTA会長ら約50人が集まり、子供たちの安全に向けて取り組んできたそれぞれの活動内容を発表し、情報を交換した=写真。
取り組み実績の報告では、地域に設置された有害図書自販機の撤去運動や、危険箇所などを示した通学路マップの作成などについて報告。そのほか、市内の全小中学校に設置された、子供たちの登下校の安全を見守る組織の特徴などを、それぞれの学校代表者が説明した。
同連絡会は、家庭、学校、地域社会が連携し、よりよい教育環境をつくる目的。
北原明教育長はあいさつで「子供たちから危険なものを隔て、守るのと同時に、子供たちの心を育てる活動も重要となる。もっと直接的な大人の活動が求められている」と呼び掛けた。